■商品として良い点
・床板パネルは板3枚が既に工場で組立済みで、平行に張るのが簡単でした。
・全体的に木製にしては部品精度が高く、捩れや反りも殆ど無く組立易かったです。
■改善を期待する点
・天然素材の為、節や汚れは仕方ないとして、亀裂や製造中か輸送中に付いた凹みが多少有り、気になりました。
・組立マニュアル中の寸法線の位置が1箇所、鼻隠しの板外のところが板内で指示されていて紛らわしかったです。
・マニュアルには手摺施工用にφ12のドリルビットが必要と書いてあり、最大φ10しか持っておらず購入したのですが、現物を見たらM8のビスを通す穴用で結局φ9の穴をあけました。マニュアルにあるφ12だと大きすぎて位置が定まらないと思います。 改善点につきましては、お客様に下記のようにお返事させていただきました。 ・天然素材の為、節や汚れは仕方ないとして、亀裂や製造中か輸送中に付いた凹みが多少有り、気になりました。
■木材は加工後、乾燥や湿潤のために寸法が伸び縮みすることにより、ある程度の割れはどうしても発生します。しかしながら、今回ご指摘のところが亀裂とのことですので、通常ではないひび割れの恐れもあります。又、床板の凹みについても、工場で発生したものか輸送中のものかを確認させて頂きたく、お手数をおかけしますが写真をお送り頂けませんでしょうか。
■組み立てマニュアルを確認しましたが、手摺の穴位置のところが寸法線が記載間違いになっておりました。すぐにマニュアルを訂正させて頂きます。ご指摘を頂いてありがとうございます。・マニュアルには手摺施工用にφ12のドリルビットが必要と書いてあり、最大φ10しか持っておらず購入したのですが、現物を見たらM8のビスを通す穴用で結局φ9の穴をあけました。マニュアルにあるφ12だと大きすぎて位置が定まらないと思います。
■ご指摘のとおりボルトはM8ですので、木工仕事の場合の本来の穴径はφ10となります。マニュアルにφ12としておりますのは、一般の方が穴あけをされる場合は寸法の精度がでませんので、わざと穴を大きくして多少のズレは吸収できるようにしています。又、穴あけの位置も床板の端から45mmづつとなっていますが、床板にはアールがついていますので、本来は端から42mm、木の側面からは48mmが正しい位置となります。しかしマニュアルに記載するのは間違いを誘発しないようにどちらからも45mmとして、どちらにでも対応できるようにしています。穴が大きい分の欠点としては、位置が定まらないこととワッシャーの強度が出ずに木にめり込んでしまうこと。又、強度的な不安とが上げられます。位置が定まらないことに関しては面体をとりつけたり笠木をとりつけていく段階で位置が確定しますので、実用上問題がないことと、ワッシャーについては特別に厚みのある直径の大きいワッシャーをとりつけてめり込みを防いでいます。さらに強度は、破壊試験の結果でも通常の横からLアングルで固定する方法と比較してかなりの強度がありますので、基本的な強度はその構造で確保していると考えています。しかしながら、Oさまのように正確な加工が期待できる方にとっては確かにボルトの穴径には余裕を取りすぎているとお感じかと思います。ご指摘のところを参考に。これらのことはマニュアル及びカタログ上に記載させて頂きます。貴重なご意見をありがとうございます。