お客様の地区、場所 奈良県 Mさん宅
お客様の地区、場所 1人 基礎4時間、組み立て3時間
5月の連休を利用して、ウッドデッキを作成しました。皆様が感想で言われているように、基礎の水平だしに時間がかかりました。説明書にあるように、大引きを使い基礎の水平を確認する方法で行いましたが、基礎の数が多くなると時間と体力が必要と感じました。水糸等で水平を出して、基礎石を並べても良いかも知れません。基礎の水平だし後の組立作業は、順調に進み、インパクトドライバーだけで簡単に組み立てできました。ただ、最後、鼻隠しを取り付けた際に、板の真ん中が両端よりも1cmほど、沈んだ状態になってしました。板を取り付ける前に確認しておけばよかったと思います。ただし、この状態でも、ほとんど水平は出ています。今回、2790x2235の別注サイズを購入したのですが、板と板の間隔がほとんどないものがありました。そのため、すべての板を並べた際に、2cmほど短くなってしまう状態になりましたので、以後、改善いただければと思いいます。全体としては、しっかりしており、色合いも気に入っており、大変満足しています。今後も、ウッドデッキの増築を計画したいと思います。
不備がありご迷惑をおかけいたしました。当社開発責任者より対応させていただきました。
開発責任者コメント:今回、ご指摘を頂きました件につき、M様のご自宅に商品の確認と手直しに行かせて頂きました。確認の結果次のことが判明しました。1. 床板の巾が本来の巾より0.5mm大きく仕上がっていました。これは公差(製造時の許容範囲)の中ですが、さらに製造時の公差がプラスされ、結果的に床板の間の隙間が本来のものより小さくなってしまっているパネルが3枚ありました。これについてはすべて補修し、本来の隙間に訂正しました。これは工場組み立て時の問題です。このようなことがおきないように工場には組み立て検査を徹底するようにしました。2. 全体の床板が大引きよりも2cm長くなっていたのはマニュアルの手順では両端の床板パネルから固定するところを、端から順番に固定されていったために、パネル同士の隙間が5mmよりもおおきくなってしまっていたからです。これについてはパネルを正規の位置に固定し直しました。3. 前鼻隠しを固定する際に真ん中の床板と1cmのずれがあるのを確認したところ、鼻隠しはまっすぐなのですが、束石の水平が出ておらず、さらに束石が羽子板金物付のものを使われていたためにそれが束を引っ張り、大引きを引っ張ってしまって3本の大引きの内、真ん中の大引きが1cm下がった状態になっていました。束石の補正が困難な状況ですので、あえて鼻隠しを曲がった床板に合わせて固定するようにしました。これで外見は全く問題なくなりました。将来的にも束石が全体に沈めば、自動的にまっすぐになります。
レッドシダーの知識その7 (各ページにランダムに表示しています)
レッドシダーは年輪幅が細かいものが多い。気乾比重の平均値は0.39、やや軽軟、耐候性があり、加工しやすく、軽軟な木材が必要な用途に使われる。割れやすい。おが屑などによってアレルギー反応がでる。過去に製材時に出る鋸屑のため、作業をする人々に「米杉ぜんそく」が発生し、大きな話題となったことがあった。