お客様の地区、場所 岡山県 Nさん宅
完成までの組立時間 基礎:二人、4時間 デッキ:二人、10時間 手摺り:二人、6時間
夕方、雨の中荷物が届く。小雨になって良かった・・・23個口。過不足なし。早速、翌日の組立に備え、取り説を確認。付属の練習用木材にビスをねじ込んでみる!っが入らない。うちのインパクトでは途中で止まってしまうではないか。近所のホームセンターに電話で尋ねるが「レンタルはございません」とのこと・・・仕方なく、家を建てていただいた工務店さんに貸してもらうことに。基礎(束石)はデッキの高さを確定するため、注文前に購入、設置しておいた。庭がフラットでないため苦労して水平を出し、施工当日を迎えました。(束石設置約4時間)午前中、工務店へインパクトを借りに行く。そこでも「ウリンは手強いよ」とのお言葉。「とりあえずやってみます!」と返事し帰路に。13:00さあ製作開始。束石の周囲に防草シートを敷き、砂利を敷き詰める。砂利が足らずホームセンターへ。束に接合金具を取り付け束石の上へ、大引を乗せて位置決め穴開けそして接合。3本の大引は全て水平。完璧だと思いながら床板をのせてみると・・・真中の大引きと床板の間に空間がぁ。ここで大雑把な私は、束石を置き直す手間を省き、束石と束との間にゴム板をかますのでした。その上直角をとってみると、これがまた少々歪んでいて、直角にすると一番外の束が束石のセンターに来ない!…束石にのってないわけではないし、落ちそうなほど端にあるわけでもない。OK OKと自分にいい聞かす。とりあえず床板を並べてみる。おぉいい感じだ。とりあえず直角を・・・この時点ですでにかなり疲労、その上持病の腰痛も出てきた。18:00本日はここで終了を宣言(ギブアップ)。中一の息子と嫁さんがちょくちょく手伝ってくれてここまでか。今日はウリンの穴あけも設置もなく、楽なはずなのに・・・朝から雨。小降りになるのを待って、10:00作業開始。デッキ上は水が浮いていたが、雑巾で拭くとどんどん乾いていく。水がしみ込んでいない。束石にはウリンの茶色の色素が流れている。横木の取り付け方を考慮しながら柱位置を決め、穴開け。ボルトを付けた柱を立て、仮留、笠木をのせる。コーナーも合っていると思いながら固定してみると、1㎜程度の隙間が・・・取り付けた物はしょうがないと開き直り、横木の取り付けに移る。ひたすら「座掘り・ドリル・ビス固定」を嫁さんと交代で繰り返し、もう疲れた~・・・クロスの手摺りにすれば良かったかもと思ってみたり・・・ギブアップ寸前、17:30めでたく完成!笠木のコーナーにほんの少し隙間ができたり、手摺りの横木の取り付けビスが柱のセンターから微妙にずれていたりしたが、完成したウッドデッキは見栄えも質感もかなりハイレベルで、とても満足のいくものでした。苦労した手摺りの横木も美しく、道路からの目隠しになり、やっぱりこっちを選んで正解だと思いました。
ウリンの話その5 (その1からその9まであります。各施工例下部に掲載しています)
伐採した当時の心材の色は、適度に暗黄または赤褐色で、時々薄緑色を伴い外気にさらせば暗色から濃褐色に変る。心材と辺材の色の差は明らかで、辺材は淡黄色・黄色で日光にさらせば暗色・暗黄色に変り、心材は淡褐色~淡黄色、のちに濃赤褐色~暗褐色。木理は通直またはわずかに交錯し、一般に割裂しやすい、肌理は適度に細かくて光沢があり、かすかに芳香がある
この商品に必要な工具
1.インパクトドライバー 2.メジャー 3.水準器 の3つが必要です。